缶詰賛歌 |
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缶詰へのお礼 |
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缶詰の良いところは、なんでしょう。 保存が利く。栄養価が高い。経済性に富んでいる。いろいろ良いところがあるから、これほど私たちの生活に密着した商品に成長したと思います。 鉄やアルミを使った工業製品のような顔をしながら、デザイン豊なパッケージ、缶を開けるときの期待感。そこには楽しみを演出する仕掛けがいっぱいあります。 私たちは、様々な方法で食品の保存方法を見つけてきました。それは、狩猟や戦の際に携帯するためであり、寒い冬に備えるためでありました。乾燥、塩蔵、発酵醸造・・・といった保存方法は、新しい食品を生み、現代に息づく文化へとなっています。 ナポレオンの野望とアペールの情熱によって誕生した缶詰は容器に入れて保存するという全く新しい形で、食品の保存に変革をもたらし、科学技術の進歩とともに、レトルトパウチ、冷凍食品と開発が進んでいます。缶詰はその先駆者であり、基本と言える存在なのです。 缶詰には、技術の先端でありながら、身近な顔がもう一つあります。 農産物、畜産、水産品と幅広く生産する大企業から、数人で作る町の工場まで、企業規模に関わらず生産できる特殊性があります。この生産性の良さが缶詰を身近にし、私たちの食に強く結びつけているように思えます。 硬い金属の缶に入っていながら、その内側にある魚や肉や野菜、フルーツは、普段からスーパーや食卓に並んでいるものばかりですし、生産者も身近な人たちです。 そして、その身近な生産者が作った食べ物が、缶詰に詰められてゆくとき、缶詰という器の中に、近所の町から集まってきた女工さんたちの笑い声や頑張りが一緒に詰められているように思えるのです。 大工場のベルトコンベアも、町工場の作業台も、最後は人の手で丁寧に確認しながら詰めてゆく。その瞬間に美味しさが詰められてゆくように感じられてならないのです。 皆さんも、是非、缶詰の蓋を開けるときには、これを詰めてくれた女工さんの手を思い想像して開けてみてください。きっと美味しい缶詰になることでしょう。 「グルメ缶詰」にお立ち寄りいただいた皆さんが、これ好きなんだよねって言える缶詰と出会い、ご家族と笑顔のある食卓を囲むことの出来ることを願っています。 それが、ささやかな缶詰への感謝の気持ちでもあります。 |
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